タイヤを選ぶ際には何を基準に選ばれていますか?中古車だから、あまり走りにはこだわらないから「激安の」タイヤでいいや、なんて考えてタイヤを購入していませんか?もしそうだとしたら、ぜひ一度考え直してみてください。
言うまでも無く、タイヤは燃費を大きく左右します。また、自動車に関する全体的なコストのことまで考えると、タイヤ自体の持ちのよさも見落としてはならないポイントです。激安タイヤは初期費用こそ安いものの、走行性能・燃費・磨耗の速さなどで大きく性能が劣るものが多く、結局はコスト高になってしまいます。
高性能タイヤと激安タイヤは、多少の価格差こそあれ4本でも10万円以上変わってくることはありません。仮に3年サイクルでタイヤをはきかえ、1台の車を10年で買い換えるとしたら、車1台あたりのタイヤの購入回数はたったの3回程度です。
つまり、高性能なタイヤを選んだとしても、1台の車についてMAX30万円程の差にしかならないのです。これは車本体の価格からすると微々たる差ではないでしょうか。長年使うタイヤ、できれば少しでも良いものを選んだほうが、経済性・安全性において良い結果となるでしょう。
激安のタイヤでもう一つ付け加えておきたいのが、中古タイヤの存在です。中古タイヤとは文字通り一度使ったタイヤを再販するというものですが、これが燃費を考える上で、また安全性においても極めて悪い結果を引き起こすことをご存知でしょうか。
車を放置するな!でも触れましたが、タイヤは使っていないと硬くなります。中古タイヤは車を数週間放置するどころか、数ヶ月〜1年以上使われていないタイヤなのです。したがって、そのタイヤの性能は著しく悪くなっている場合が多いのです。
取り扱う業者によって違うでしょうが、中古タイヤはあまり良い状態で保存されていません。タイヤの保管には、ホイールと組み合わせた状態で空気を入れておくのが一番良いとされていますが、下手をすればホイールにもくまず、雨ざらしで保管しているといったケースも珍しくありません。そういった場合、最悪タイヤにひび割れが生じていたりします。
もし中古車を買ったとしても、タイヤだけは新品にするのがおすすめです。
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