アイドリングストップ、最近運送会社やバス会社のCMでよく耳にする単語ですね。アイドリングとは、エンジンをかけつづけた状態で自動車を停車させておくことです。反対に、このアイドリングを行わない(エンジンを切っておくこと)をアイドリングストップと言います。
アイドリングストップはしばしば信号待ちの間にエンジンを切ることだと説明されるようですが、「停車中のエンジン停止」という本来の意味からするとこれは狭い解釈です。
5分間アイドリングをすると50〜70ccの燃料が消費されると言われています。これは1時間半で約1リットルという計算になりますから、アイドリングストップの効果は大きいといえます。
アイドリングストップには、エンジンを止めている時間によっては逆に燃費が悪くなるといった懸念が議論されてきましたが、TOKYOエコドライブ
(http://www.ecodriveclub.net/)によると、アイドリングストップによって懸念される以下のようなマイナス面は、さほど大きな問題ではないとしています。
アイドリングストップをするには、特に工夫などは要りません。通常エンジンを止めるのと同じ動作(フットブレーキを踏む → ATをニュートラルに入れる → エンジンを切る)で行うことができます。
しかし、エンジンストップとエンジン始動を数十秒の間に行わなければならず、あまり慣れていないとあせりも手伝ってまごついてしまうことがあるかと思います。
アイドリングストップを取り入れるには、まずは信号ではない場所(例えば人の待ち合わせや荷物の積み下ろしの際)でできるだけエンジンを切るようにする、次交通量の少ない交差点で試してみる、徐々に1回のドライブあたりでの回数を増やしていく、といった感じで自分のドライブ習慣として取り入れていくのが良いでしょう。
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