急ブレーキに急アクセル、急加速に急減速など、「急」とつく運転はそもそも燃費によくないものです。車の性能を無視または過信して運転することはできるだけ避けましょう。
急アクセルが燃費に悪いとはよく聞きますが、一体何故燃費に悪いのでしょうか?
急にアクセルを踏み込むと、自動車は急に速度を上げようとして、ローギアの状態で高速にエンジンを回転させます。そのため、エンジンの回転数が必要以上に上がり、一気に燃料を消費してしまうのです。
急アクセルほどではありませんが、急ハンドルも燃費の悪化に影響します。
ハンドルを切ると、ステアリングブレーキといって、ハンドルを切ること自体がブレーキの役割を果たします。急ハンドルを行うと、地面とタイヤとの摩擦が大きくなることでステアリングブレーキの働きも大きくなります。
結果として、ハンドルをまっすぐにし終えた後再加速する必要がでてくるため、ムダに燃料を消費してしまうと言うわけです。
急アクセル・急ハンドルは燃費だけではなく、タイヤにも悪いということを補足しておきたいと思います。
急アクセルを行うと、タイヤが急回転するためにスリップを起します。スリップによってタイヤが溶け、消耗するスピードが早まります。これにより、早くタイヤ交換の時期がきてしまうことになります。
殆どの車の場合、ハンドルを切ると前輪のタイヤの向きが変わり、それによって車体の進行方向を変えることになります。タイヤが向きを買える際、タイヤと地面の摩擦は大きくなり、少なからずハンドルをきる度にタイヤは磨耗しています。これを急ハンドルで行った場合、その磨耗の仕方は激しくなり、早くタイヤ交換の時期がきてしまうことになります。
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