タイヤローテーションとは、タイヤの取り付け位置を入れ替えることで、タイヤの磨耗状態を均一にして、長持ちさせるというものです。
タイヤの磨耗は全てのタイヤで均一に起こるわけではなく、通常前輪ではタイヤの端っこ(ショルダー部)が、後輪ではタイヤの中央(センター部)が磨耗しやすくなります。そこで、タイヤローテーションでは前輪と後輪を付け替えることで、タイヤの磨り減り方を調節するのです。
タイヤローテーションにはとても多くのメリットがあります。1つ目のメリットとしては、本来の目的のタイヤの長寿命化です。タイヤを長く使うことで、燃費とは異なりますが、自動車のトータルコストを下げることができます。ちなみに、タイヤローテーションを行うことで、タイヤの寿命は1年間長くなると言われています。
2つ目のメリットは、安全性の向上です。タイヤの磨耗が偏った形で起こると、ハンドルの振動が大きくなるなど、ドライビングに支障が発生してきます。下手をすればタイヤの破損などにもつながり、事故の元になります。
3つ目のメリットとしては、燃費の向上です。ローテーションによって安定した走行を確保できれば、その分無駄な燃料消費が無く、燃費の向上にもつながるというわけです。
タイヤローテーションは、自動車工場やガソリンスタンドなどで行うことができます。もちろん自分で行うこともできますが、知識の無い人にとっては大変な作業でしょう。
タイヤローテーションにかかる費用はだいたい5000円前後。1時間もかからずに交換は終わります。手間もお金もあまりかからないのに大きなメリットが得られるタイヤローテーション。しない手は無いですよ。
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