一見関係なさそうな燃費と車間距離。しかし、車間距離が短くなれば、同時に燃費も悪くなってしまいます。なぜ車間距離が短いと燃費が悪くなるのでしょうか?
自動車教習所ではよく言われましたよね、「十分な車間距離をとりなさい」と。でも、現実で車を運転していてどれだけ車間距離をとらない人が多いことかびっくりします。
車間距離をちょっとでも開けようものなら、われこそは・・・といった感じで車線変更して間に車が入ってきてしまいます。
それで、自分の前に車をいれまいとするようになり、知らず知らずのうちに自分もどんどん車間距離をとらなくなる。こういったこと、よくあるんじゃないですか?でも、これって燃費には最悪なのです。
なぜ車間距離をとらないと燃費に悪いのでしょうか?その理由は、急な減速・急な加速をしがちになるという点、エンジンブレーキを使うことができないという点の2つです。
まず、車間距離が短いと、余裕をもった運転ができません。車間距離が短いと、前の車のブレーキに間髪入れず自分もブレーキを踏んで急減速するといった運転が必要です。
もし車間距離を十分とっていたら、前の車がブレーキを踏んだことを確認し、アクセルから足を離しやや減速し、それでもぶつかりそうならブレーキを踏むといった運転が可能です。
つまり、車間距離を十分とっていると急減速しなくても済むため、必要以上にスピードを落とす必要が無いわけです。車間距離が詰まっていると必要以上に減速し、再加速するためにも必要以上に燃料を消費するということを繰り返すのです。
また、車間距離が短いと、急減速する際に必ずフットブレーキを使うことになります。つまり、燃費に良いエンジンブレーキも使えないわけです。これも燃費を悪化させる原因です。
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